2009年 04月 27日 ( 1 )

去る4月25日(土)、北海道旧石器文化研究会が開催された。たしか数年ぶり。それも4月に集まったのは初めてかもしれない。12月の北海考古学会の翌日に集まるのが恒例だったから。時間を超過する発表も多く、また年代や石器群の位置づけをめぐる議論を喚起するような発表もあり、非常に意義深い会となった。

元町2遺跡の整理が進みその全体像が豊富な実測図と報告された。またホロカ型彫器、大型石刃、大型舟底形石器を搬出する石器群の位置付けについて、旧白滝15遺跡の資料整理を根拠として積極的な提議があった。これが道内全体に敷衍できるのか、興味深い話題提供だった。旧白滝3遺跡の調査では白滝遺跡群では異例の良好な堆積から石器群が層位的に検出され、炉跡や炭化物集中があったため各石器群のC14年代も示された。この年代値は今後論議を呼ぶものと思われる。今回は元町2遺跡、旧白滝3遺跡、アンカリトー7遺跡と広郷型細石刃核石器群の報告が目立った。

今年度、役職の変更があり、会長は北沢氏から寺崎氏となり、副会長に山原氏、事務局を直江氏と高倉氏が担当することとなった。

発表者・発表タイトルなどはこちら
[PR]
by north-archaeo | 2009-04-27 16:15 | 旧石器