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早傘氏の捏造問題連絡舟々に12月23日購入というのを拝見して、早速この本を取り寄せた。調布のM大付属校地遺跡での旧石器発掘の日々(一時T大校地内での江戸遺跡発掘も描かれている)が描かれたマンガだ。N口氏の案内で見学した発掘現場がそのままそこに描かれていた。作業スタイルの紹介や休憩用プレハブなど細部に至るまでリアルだ。遺物確認用のロームのエンピでの深堀、壁削り、セクション図取りなど詳しく紹介されている。ベルトコンベアとジェネレーターの音が聞こえてきそうだった。そしてそこで作業員として働く個性的な人々が描かれる。作者の体験をそのままマンガにしたようだ。毎日の発掘で疲れながらマンガも描かねば、という悶々とした日々が綴られる。人間模様といい、都会の現場だなあ。

遺跡の人 (アクションコミックス)
わたべ 淳 /双葉社
ISBN : 4575941409 定価:980円
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by north-archaeo | 2008-01-18 16:35 | 考古学
 昨年12月に博物館関係3学会(展示学会・全日本博物館学会・日本ミュージアムマネジメント学会)の緊急合同フォーラム「考えよう!博物館の未来」が開催された。その様子が赤阪甚の「即興的日常」にアップされている。そこで財務省・文科省の担当官僚が2007年6月の中間報告以降の各方面からの意見聴取・提言についてまとめ、法改正のゆくえについて話したという。
 「両氏とも共通して指摘していたのは、長引く財政難と規制緩和・地方分権の政策的流れの下で、法律が先行して博物館の登録基準や学芸員の資格要件を引き上げるだけの優先性・緊急性が無いこと、そして博物館の質向上に対する市民からの広範な支持・支援が見られないということでした」(上記赤阪氏のブログより)という。

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by north-archaeo | 2008-01-18 16:18 | 博物館
「江別土器の会」から『北海道の縄文土器 -土器複製のために-』という冊子が送られてきた。ここで紹介し感謝の意を表したい。江別土器の会は、江別市郷土資料館を活動拠点とする、市民の土器製作グループで、この会で冊子を作成したようだ。A4版カラー、79ページ。1章では江別土器の会が学んだ縄文土器の基礎知識として施文具・文様が紹介され、2章では江別市内の縄文・続縄文時代の土器が型式別に写真つきで説明されている。3章では道内各地の縄文~擦文土器が同様に紹介され、4章では土器づくり実践編として土器製作の技法について写真入で解説されている。巻末には20年以上にわたる会の活発な活動が紹介されている。研修として各地の博物館を訪れていることも分かる。この会は故高橋正勝氏が一貫して指導し育てていた。氏の会への深い愛着が伺われた。

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by north-archaeo | 2008-01-09 14:10 | 考古学
北海道新聞朝刊の記事に北海道埋蔵文化財センターの特別展について紹介されていた。

道立埋蔵文化財センターは、1月5日から同センターで開催する特別展「北海道遺跡百選 遺跡との出会い」の入場者の投票で「北海道遺跡百選」を決める。決定した「遺跡百選」は同センターの常設展示場やHPで紹介するという。特別展では代表的な遺跡を写真パネルなどで紹介し、投票してもらうらしい。さっそく行って見なければ!
でもネットでも投票受け付けたらいいのに。あくまで入場者なのかなあ?
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by north-archaeo | 2008-01-08 15:58 | 考古学