カテゴリ:考古学( 54 )

昨日は新入生のための日帰りバス研修旅行だった。僕の担当するコースは考古学、博物館のコースなので、例年そういった施設を見学する。
今回は、C歳市キウス周堤墓群、同B々貝塚、B取町N風谷アイヌ博物館、同S流川歴史館、という旅程だった。

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周堤墓は縄文人の構築物とは思えない大きさに1年生も驚いていた。高校の教科書では教えない北海道の歴史だ。周堤墓は北海道にしかないのだから、教えればいいのに。

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B々貝塚も縄文前期の海進を実感するのに最適だ。縄文前期の海水準変動による温暖化(ヒプシサーマル)で、新千歳空港のすぐ近くまで入江が入り込んでいたのだから、いい教材だ。貝塚という名称は教科書で見ているが実物は皆初めてのようだった。
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アイヌ文化博物館も沙流川歴史館も展示が一部変わっていたりしている。歴史館のM岡さんには「太ったね!」と言われてしまった。お昼にB取温泉で食べたヒレステーキ、なかなか美味しかったなあ。
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by north-archaeo | 2005-04-16 13:13 | 考古学
今日は午後からC歳市のキウスの環状周堤墓と美々貝塚に行ってくる。もう何年も行っていないので、どんな風になっているのやら。キウスは高速道路のICができて景観が一変したはずだ。美々貝塚は3年位前に一度行っているので、そう変わっていないだろう。

1年生のバス研修旅行で両遺跡を訪ねるのだが、3月中は忙しくて下見に行けなかった。
K務の仕事を降りたので、今年度はゆっくり色々なことを準備する時間がとれるかな。
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by north-archaeo | 2005-04-14 10:34 | 考古学
アメリカで水中考古学と石器の勉強をしている、対米5年目の日本人院生のブログです。
参考になることも多いのでは?やはりアメリカらしく大学で人類学の基礎をしっかりやるようですね。先史考古学ではやはり文化人類学、民族学の基礎知識、基礎的理論は必須です。
アメリカでは試験問題もユニークです。

http://plaza.rakuten.co.jp/archae/

なぜがこのアドレスにリンクをはるとうまくいかないので、コピペして飛んでみてください。
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by north-archaeo | 2005-03-19 18:26 | 考古学
飛鳥京で正殿と推定される建物跡が発掘されたとH海道新聞の朝刊1面に紹介されていた。
建物の四隅に数本の柱を立て抜いた痕跡がみられると記事にあった。それは諏訪大社の御柱のようなものか、幡をたなびかせるものか、あまり大陸風の建築様式でないとの解説も興味をひいた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-02342097-jijp-soci.view-001

A森県のS内丸山遺跡は縄文時代の遺跡だが、今は6本柱のやぐら状の建物が復元されているが、ただ6本の柱を立てたものである可能性も高いとされている。たしか「日本考古学」の何号かに、K口さんが6本の柱の影とそれが季節を示すということについて論文を書いていた。

柱をただ立てるという行為が縄文時代以来日本の中で脈々と受け継がれてきたのか、歴史的に断絶がある他人の空似か、面白いテーマではある。

縄文時代は古い時代のように思えるが、I狩市の低湿地遺跡であるM葉山遺跡で出土した縄文時代の木製品や漁労遺構は、アイヌ文化のそれに酷似していて、歴史的な連続性を考えさせられる(確かもうすぐ報告書が出るはずだなあ)。http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/kakubu/kyouiku/49iseki/m49001.htm
東北地方の木製民具や樹皮製品を調べているN久井さんの著作にも縄文時代の木製品との類似がしばしば指摘されている。
木の文化は石の文化や焼き物の文化と比較すると、非常に古い時代から現代までの継続性を持っていることを思い知らされる。
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by north-archaeo | 2005-03-09 20:08 | 考古学