道路特定財源

 道路特定財源の暫定税率法案が宙に浮いたせいで、全国の発掘調査に影響が出ている。高知県では作業員の解雇が問題となってしまったが、他の自治体でも調査日程に狂いが生じているらようだ。北海道では例年なら5月の連休明けには現場作業が開始されるが、今年は各地で遅れが出そうだ。道路建設と発掘調査の深い関係、今更ながら認識する契機となった。
 将来、暫定税率が一般財源化すると、やはり道路予算への影響は出るだろう。調査費用への影響、各地の埋蔵文化財センターへの影響、一年契約で雇用されている調査員への影響などなど、さまざまに表出するのかもしれない。現在の埋蔵文化財体制は維持できるのか。埋蔵文化財関係予算、人員へのしわ寄せが来るのか、色々と考えてしまう。
 財政赤字解消のため、博物館などの文化行政にしわ寄せが来ることを今年になって大阪府ではっきりと見せつけられた。埋蔵文化財行政はどうなるのか、不安な年度初めである。
 札幌では桜が開花したが、週末の風でかなり散ってしまった。
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by north-archaeo | 2008-04-30 18:25 | 考古学