江別土器の会

「江別土器の会」から『北海道の縄文土器 -土器複製のために-』という冊子が送られてきた。ここで紹介し感謝の意を表したい。江別土器の会は、江別市郷土資料館を活動拠点とする、市民の土器製作グループで、この会で冊子を作成したようだ。A4版カラー、79ページ。1章では江別土器の会が学んだ縄文土器の基礎知識として施文具・文様が紹介され、2章では江別市内の縄文・続縄文時代の土器が型式別に写真つきで説明されている。3章では道内各地の縄文~擦文土器が同様に紹介され、4章では土器づくり実践編として土器製作の技法について写真入で解説されている。巻末には20年以上にわたる会の活発な活動が紹介されている。研修として各地の博物館を訪れていることも分かる。この会は故高橋正勝氏が一貫して指導し育てていた。氏の会への深い愛着が伺われた。




以前、本学の学生がこの会の土器製作を取材したことがある。土器製作や焼成の写真を撮ってきたのだが、焼成直後の土器を一つ一つ、バケツの水につけるシーンがあって驚いた。ジュワーっと蒸気があがり一瞬で土器が冷めるという。割れないのか尋ねたが、全く割れないという。すぐに土器を持って帰れるし、赤い色がよく出る、というようなことを後に高橋氏から伺った(ように思う)。もっと詳しく尋ねておけばよかった。
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by north-archaeo | 2008-01-09 14:10 | 考古学