北海道新聞記事 『遺跡発掘半減』

c0065797_2330217.jpg北海道新聞の12月4日夕刊1面(札幌版)に掲載された「遺跡発掘10年で半減」と題する記事を紹介する。グラフはその記事に掲載されたものだ。北海道内での埋蔵文化財の発掘調査面積がこの10年間で半減しているという内容だ。



1997年度の約37万㎡をピークに、2005年度には約15万㎡にまで減ったという。公共事業規模の指標となる北海道建設業信用保証の請負金額もグラフに示され、下降線をたどっていることがわかる。記事では発掘が減った現在こそ埋蔵文化財の保存活用に焦点をおくべきであるとか、地域住民が遺跡をまちづくりに生かしていくための啓発事業の必要性や地域住民による発掘を指導できる人材育成などについて、考古学関係者の意見も載せている。
最近は発掘面積が減っているなあという感覚はあったが、グラフで見せられよく分かった。埋蔵文化財関係の正職員の採用がないわけである。後継者問題も含め、「これから」が重要であることは間違いない。大量の新資料にのみ依存した考古学研究は破綻するのだろう。
c0065797_23292995.jpg北海道新聞2006年12月4日 夕刊  著作権に配慮し、読めない画質にしてあります。こんな記事ってことだけ確認してください。
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by north-archaeo | 2006-12-18 00:03 | 考古学