北海道旧石器文化研究会例会

9日土曜日は北海道考古学会の遺跡調査報告会が北大で開催されたが、大学でオープンキャンパスと学科発表会と入学予定者集会が開催されて行けなかった。

昨日10日は北海道旧石器文化研究会の例会が北大であった。今年度の道内の旧石器発掘調査についての報告があり、道埋文センター調査の「遠軽町旧白滝5遺跡」「千歳市キウス5・9遺跡」「千歳市祝梅川上田遺跡」については調査担当者が発表し、國學院大學調査の「美利河遺跡群第11次調査」については岩崎厚志氏のレジュメを配布してT崎氏が説明した。また北大のK藤氏が今年度のシベリア地域での旧石器調査の成果について簡単な報告を行った。



S本氏による旧白滝5遺跡のの発表では、5ブロックのうち、③区ブロックの石刃については技術的特長からやや古く位置づけられる可能性が指摘された。旧白滝5遺跡は幌加湧別沢の出口に位置し、出土量も多く、今年度だけで20万点という。今後の整理作業での接合などによって詳細が明らかになるだろう。
千歳市の3遺跡は恵庭a火山灰層上位で確認された、広郷型細石刃核、忍路子型細石刃核などの終末期の石器群であった。
國學院大學の今年度調査は新しい地点の試掘であったが、広郷型細石刃核のブロックと忍路子型細石刃核関連のブロックが10mの距離で隣接して確認されており、終末期の非常に良好な地点と思われ興味深かった。
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by north-archaeo | 2006-12-11 12:35 | 旧石器