旧白滝5遺跡のラグビーボール

道埋蔵文化財センターで旧白滝5遺跡の2003年調査資料の一部を見せてもらった。旧石器は一番高い段丘面とその下の段丘面とから出土している。現在調査中で先日の白滝石器作りフォーラムで見学したのは、この下の段丘面の続きの調査である。




この遺跡にはなかなか面白い資料が多い。下の段丘面のあるブロックの資料で「黒曜石のラグビーボール」とでも言うような接合資料を見せてもらった。角礫から表皮を綺麗に剥がし、クレステッドを剥がす直前まで調整して仕上げた石核を遺跡から持ち出している。遺跡には角礫の皮だけで中身の無い、まるでラグビーボールのような接合資料残っているのだ。これが何個もある!持ち出されたのは20センチ以上の石刃がとれる石核だ。このほかにも尖頭器や細石刃接合資料に注目すべき資料満載の遺跡で、N江さんとS木さんが整理中である。
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by north-archaeo | 2006-07-21 12:33 | 旧石器