道内バス旅行

この週末は、毎年恒例の2年生考古学・博物館コースのバス旅行だった。学生たちの企画により小樽市博物館、余市フゴッペ洞窟、泊村とまりん館、岩内町荒井記念美術館、同町木田金次郎美術館、虻田町入江・高砂貝塚、伊達市開拓記念館、伊達市北黄金貝塚、白老アイヌ民族博物館と二日間で回った。僕も久しぶりに訪問した館、初めての館があり、また卒業生が学芸員として勤務している館もいくつかあり、楽しかったし、学生たちもとても励みになったようだ。





しかし、指定管理者制度の影は深刻でどこでも話題になった。この問題やそれにからめて一気に予算を縮減をはかるという金銭的な議論が先行し、文化行政の観点の抜け落ちる傾向がある点も不安を感じた。民間経営の館は既にすごい努力の上に成り立っていて、苦労話も聞いた。学芸員とそれを支える人たちの努力によって何とかなっているのがこの国の博物館の現状なのだろう。自治体の文化行政はどうなっているんだろう?すべて地方分権化して地方に重要な決定を下ろしていくが、一定の基準はなくなってしまうのか?金銭的な論理だけが先行して、将来に希望や夢を持てなくなっていないか。

ちょうど僕らが旅行していた日曜日、道開拓記念館では指定管理者制度をめぐるフォーラムが開催され、旅行に参加していない学年の学生たちが大勢聴きに行った。どんな話が出たのだろうか?また学生たちはどんな思いで聞いたのだろうか。ゆっくり聞いてみなくては。

c0065797_22505534.jpg小樽市博物館
c0065797_22513199.jpg余市フゴッペ洞窟
c0065797_22515746.jpgとまりん館
c0065797_22522324.jpg荒井記念美術館
c0065797_22524115.jpg木田金次郎美術館
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by north-archaeo | 2006-06-12 15:26 | 考古学